アメリカの生命保険の一種、終身保険はご存じでしょうか?
英語では「Whole Life」と表示されます。
今回はアメリカの終身保険について解説します。
この記事でわかること
- アメリカの終身保険(Whole Life)とは?
- アメリカの終身保険のメリット
- アメリカの終身保険のデメリット
- どんな人におすすめか?
アメリカの終身保険(Whole Life)とは?
終身保険とは、一生涯の死亡保障がついた貯蓄のできる生命保険のことです。
掛け捨て生命保険と比べると保険料は高くなりますが、
その分貯蓄性があり、生命保険が付帯されている貯蓄型預金のようなものです。
支払期間をあらかじ8年,10年,15年…など決めて、その期間以降は保険料を支払う必要はありません。
保険を契約してから死亡保障金が一生涯で保障されます。
また、利回りが保証されているので、置いておくだけで資産が増える仕組みとなっています。
アメリカ在住であれば、死亡保障金は非課税で受け取り可能。
解約返戻金から引き出しをする場合は、元本を超えて増えた増資分については税金は引き出し時に課税となります。
アメリカの終身保険(Whole Life)のメリット
払込期間が決まっていて、その期間を過ぎると保険料を払わなくてよいのは大きなメリットです。
支払金額と期間が決まっているのと、ファイナンシャルプランも立てやすくなりますよね。
加入時から一生涯の保障がもらえるので、その日から大きな安心を得られます。
利回りが生涯保証されているので、確実にお金が増えます。
日本よりもよいレートを生涯保証してくれるので、20年後には解約返戻金が払込金額より1.5倍になる商品もありますよ。
万が一の際にも保障があり、長生きしても損しない保険商品です。
アメリカの終身保険(Whole Life)のデメリット
一番のデメリットは早期解約時に発生する解約手数料です。
あらかじめ設定した保険料払込期間よりも前に生命保険の解約または一部引き出しをしてしまうと、
解約手数料がかかってしまいます。なので、終身保険加入時は、無理のない範囲で保険料を設定することが重要です。
また、終身保険は貯蓄性のある生命保険なので、投資商品として考えると利回りは低いです。
終身保険はあくまで生命保険ですので、メインの機能としては一生涯死亡保障のついた生命保険と理解しましょう。
また、不慮の事故により障害を負ってしまった場合、以降の保険料支払いを免除できる特約など、特定の特約は付帯可能ですが、インデックス連動型ユニバーサル生命保険では付帯可能な介護特約などの特約を付けることができません。
どんな人におすすめか?
終身保険(Whole Life)は、確実性を重視する方におすすめしています。
生命保険で一生涯守られている安心感と、レート保証で、どんな状況になっても確実に資産を増やすことができます。
ただし、払込期間前に解約してしまうと解約手数料がかかるので注意してください。
興味がある方は、無料相談お待ちしております。